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型番の読み解き

メモリの型番の読み方。CMK16GX4M2B3200C16を分解

型番買取.jp編集部公開:

メモリのラベルの番号を区切り、容量・枚数・速度の札を付けて読み解いているイラスト

CMK16GX4M2B3200C16は、CorsairのDDR4メモリで、8GB×2枚の合計16GBを表す番号です。

読み間違えやすいのは「16G」。Corsairではキット全体の容量ですが、1枚分を書くメーカーもあります。当サイトの複数枚組124型番を数えると、合計が63型番、1枚分が61型番で、ほぼ半々でした。

CMK16GX4M2B3200C16を区切って読む

18文字を区切ると、次のようになります。

CMK16GX4M2B3200C16をCMK、16G、X4、M2、B、3200、C16に区切り、それぞれCorsairのシリーズ、合計16GB、DDR4、2枚組、1.35V、3200MT/s、CL16と読む図
売るときに特に見たいのは、黄色の容量と枚数。メモリの絵はイメージです。

記号ごとの意味は、次の表のとおりです。

区切り意味この型番では
CMCorsairのメモリCorsair Memory
Kシリーズの記号VENGEANCE LPX
16Gキット全体の容量合計16GB
X4DDRの世代DDR4
M2キットの枚数2枚
BモデルのバージョンDDR4のBは1.35V
3200高速設定を有効にしたときの速度3200MT/s
C16CASレイテンシ16
(なし)ヒートシンクの色黒

読み方の出典はCorsairの解説と記号の一覧です。

1枚の容量は「16G」を「M2」で割る

Corsairの16Gは、2枚を足した容量です。16GB÷2枚で、1枚は8GB。同じ読み方で、CMK32GX4M2E3200C16は16GB×2枚の合計32GBになります。

「3200」は標準の速度とは限らない

3200は、メモリに記録された高速設定(オーバークロックプロファイル)を有効にしたときの速度です。MT/sは、1秒あたりの転送回数を百万回単位で表します。

この型番の標準設定は2133MT/sなので、パソコンの画面に2133と出ても、番号と違う品物とは限りません。

価格比較サイトや当サイトの多くの型番ページに出てくる「PC4-25600」は、DDR4-3200の別名です。3200に8を掛けた数字で、DDR5ならPC5-44800がDDR5-5600に当たります。

「C16」は読み出しの待ち時間

CASレイテンシ(CL)は、読み出しにかかる待ち時間を示す値です。同じ速度なら、数字が小さいほど待ち時間は短くなります。

CorsairのDDR5では、この文字にも意味があります。CならIntel XMP、ZならAMD EXPOのキット。CMP64GX5M2B6000C30はIntel XMP、CMP64GX5M2B6000Z30はAMD EXPOとIntel XMPの両方に対応します。番号の違いはこの1文字です。

同じ「16G」でも合計容量はメーカーで違う

数字が同じでも、合計が倍違うことがあります。

同じ16Gでも、CMK16GX4M2B3200C16は16Gが合計で8GB×2枚の合計16GB、W4U3200CS-16Gは16Gが1枚分で16GB×2枚の合計32GBになることを示す図
左はCorsair、右はCFDの番号です。メモリの絵はイメージで、実物とは形が違います。

掲載型番から6つ並べました。

番号16は構成
CMK16GX4M2B3200C16合計8GB×2枚
合計16GB
F4-3200C16D-16GTZR合計8GB×2枚
合計16GB
KF564C32RWA-16合計16GB×1枚
合計16GB
W4U3200CS-16G1枚分16GB×2枚
合計32GB
CP2K16G4DFRA32A1枚分16GB×2枚
合計32GB
F5-6000J3038F16GX2-TZ5N1枚分16GB×2枚
合計32GB

DDR4-3200の2枚組で、新品実勢価格を比べました。F4-3200C16D-16GTZR(合計16GB)は26,220円、W4U3200CS-16G(合計32GB)は34,800円です。ブランドもシリーズも違うので、容量だけの差ではありません。

価格は2026年11月1日時点。新品実勢価格は価格比較サイトの新品最安値で、買取価格ではありません。

G.SkillはDDR4とDDR5で数え方が変わる

同じメーカーでも世代で変わります。G.SkillのDDR4はキット全体の容量、DDR5は1枚分です。F4-3200C16D-32GTZRは16GB×2枚で合計32GB。F5-6000J3636F32GX2-TZ5NRは32GB×2枚で合計64GB。どちらも「32G」です。

掲載型番で数えた内訳

2枚組と4枚組の124型番で、番号の数字と構成を並べました。

数字が指すもの型番数多いブランド
キット合計63Team 19、Corsair 13、Kingston 13、G.Skill DDR4 8
1枚分61G.Skill DDR5 22、CFD 15、ADATA 11、ドスパラセレクト 10

2026年11月2日時点の掲載180型番から、1枚単品の56型番を除いた集計です。掲載型番だけの数字で、ブランド全体の決まりとは限りません。

メーカー別の読み方

G.Skill

F5-6000J3038F16GX2-TZ5Nは次のように区切ります(G.SkillのFAQ)。

区切り意味この型番では
F5世代DDR5
6000速度DDR5-6000
J形状U-DIMM(デスクトップ用)。SならノートパソコンのSO-DIMM
3038タイミング30-38-38
F定格電圧1.35V
16G1枚分の容量16GB
X対応チャンネル2チャンネル
2枚数2枚
TZ5NシリーズTrident Z5 Neo

DDR4のF4-3200C16D-16GTZRは形が違います。F4(DDR4)、3200(速度)、C16(CL)、D(2枚組)、16G(キット全体の容量)、TZR(Trident Z RGB)の順です。

Kingston

KF556C36BBEAK2-32の区切りです(Kingstonの製品番号デコーダー)。

区切り意味この型番では
KF製品ラインKingston FURY
5世代DDR5
56速度5600MT/s
C形状UDIMM。SならSODIMM
36CASレイテンシCL36
BBシリーズとヒートスプレッダBeast、黒
EプロファイルAMD EXPOとIntel XMP
ARGBRGBあり
K2キットと枚数2枚組
32総容量32GB

K2がなければ1枚で、KF564C32RWA-16は16GB×1枚。DDR4のKF432C16BB1K2/32は、容量の前がハイフンではなくスラッシュです。

Team・Crucial・CFD

Teamには公式の読み方の表があり、DCが2枚組、空欄が1枚、-SがSO-DIMMです。TED532G5600C46A-S01は32GB×1枚。TED532G5600C46ADC-S01は16GB×2枚で、どちらも「32G」なので、この数字は合計と読めます。

CrucialとCFDは、今回の調査では読み方を示した公式の解説を見つけられませんでした。番号と製品ページの構成を並べると、次のように見えます。

メーカーが示した決まりではないので、最後は製品ページの構成と照らしてください。

売る前に番号を控えるときの注意

本体のラベルと外箱を見比べる

番号はメモリ本体のラベル、外箱、購入記録で探せます。G.SkillのDDR4では、枚数を示す文字がない番号はその1枚だけの番号で、キット全体の番号は別にあります。ヒートシンクやラベルは、番号を見るために剥がさないでください。

末尾の記号まで写す

末尾の1文字にも意味があります。Corsairは、Wなら白いヒートシンク。G.SkillのDDR5は、Kが黒、Wが白です。

枚数がそろわないときは伝える

2枚組の片方だけが手元にあるときや、別のキットと混ざっているときは、申し込みの際に伝えてください。枚数も査定で見られます。影響は機種と状態で変わります。

読み取った構成を型番ページと見比べる

当サイトは2026年11月2日時点でメモリを180型番掲載しています。番号を検索に入れて、ページの容量と枚数が手元の読み取りと合うかを見てください。1枚だけの番号で出てこないときは、外箱や購入記録にあるキットの番号で探してください。

情報確認日:2026年11月2日
価格データの取得日:2026年11月1日