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価格データ

GPUは61%高、エアコンは7%安。分類別の値動きランキング

型番買取.jp編集部公開:

機器のアイコンが並ぶ順位表の上で、グラフィックボードの横に大きな上向きの矢印、エアコンの横に下向きの矢印があり、虫眼鏡とカレンダーで毎週の価格を見ていることを表すイラスト

2026年7月から11月1日までに、新品実勢価格がいちばん上がった分類はGPU(グラフィックボード)でした。中央値で+61.0%。いちばん下がったのはエアコンで、-6.8%です。

比べた56分類のうち、25分類は中央値の動きが1%未満でした。

上がった5分類、下がった5分類

7月から11月1日までの新品実勢価格の中央値の変化を示す横棒グラフ。上がった分類はGPU・グラフィックボードが+61.0%、外付けHDDが+30.0%、外付けSSDが+11.8%、ゲーミングヘッドセットが+10.2%、メモリが+8.8%。下がった分類はエアコンが-6.8%、扇風機・サーキュレーターが-3.4%、キーボードが-2.9%、プロジェクタが-2.7%、ヘッドホン・イヤホンが-2.7%
中央値は、型番ごとの変化率を小さい順に並べたときの真ん中の値です。型番数が偶数なら、真ん中2つの平均です。

上位5分類のうち4分類は、GPU、外付けHDD、外付けSSD、メモリ。パソコンの部品と記憶装置です。

何を比べたか

当サイトは、掲載している全型番の新品価格を毎週取り直しています。価格比較サイトに載る新品の最安値を、ここでは新品実勢価格と呼びます。毎週の取得は型番ページの公開後に始めたので、最初の日の次の価格が8月や9月の分類もあります。

分類ごとに、最初に価格を取った日(7月15〜27日)と11月1日の価格を比べました。型番ごとの変化率を出し、その中央値を分類の数字にしています。

扱う店が5店以上の型番に絞った

対象は、11月1日に5店以上が新品を載せていた型番です。扱う店が少ないと、1件の出品で価格が大きく動くためです。条件に合う型番が8つ未満だったデスクトップパソコン(5型番)と、店の数を取っていないスマホは外しました。

56分類の1,595型番では、上がったのが755、下がったのが699。全体の中央値は0.0%でした。

56分類の値動き一覧

1%以上上がった21分類

順位分類中央値上がった型番
1GPU・グラフィックボード+61.0%11/12
2外付けHDD+30.0%21/21
3外付けSSD+11.8%9/13
4ゲーミングヘッドセット+10.2%15/27
5メモリ+8.8%18/25
6無線LAN中継機・アクセスポイント+8.0%16/20
7芝刈り機・チェーンソー+7.2%24/28
8マザーボード+6.9%12/21
9タブレット+6.8%18/25
10ブルーレイ・DVDレコーダー+6.6%14/22
11テレビ+5.7%57/89
12無線LANルーター+5.5%19/28
13CPU+5.2%19/26
14NAS+5.0%16/27
15インパクトドライバー・レンチ+4.1%20/29
16電動歯ブラシ・口腔洗浄器+3.0%15/24
17シェーバー+2.5%16/29
18電子レンジ・オーブン+2.2%19/30
19SSD・内蔵ストレージ+2.0%9/16
20その他+1.6%16/27
21液晶ディスプレイ+1.4%7/12

動きが1%未満だった25分類

このうち15分類は、中央値が0.0%でした。ミシンは26型番のうち11型番が、11月1日も7月と同じ価格でした。

順位分類中央値上がった型番
22プリンタ+0.6%17/30
23除湿機+0.1%10/19
24炊飯器0.0%15/30
24スピーカー0.0%8/25
24ドローン0.0%9/24
24マウス0.0%10/30
24ペンタブレット0.0%7/19
24レコードプレーヤー0.0%12/25
24コーヒーメーカー0.0%14/29
24食洗機0.0%9/25
24ミシン0.0%5/26
24ヘアドライヤー0.0%13/29
24ヒーター・ストーブ0.0%11/27
24Bluetoothスピーカー0.0%12/30
24プリメインアンプ0.0%7/26
24コンポ・ミニコンポ0.0%9/20
24ゲーム機本体0.0%4/8
39AVアンプ-0.1%4/23
39加湿器-0.1%11/22
39洗濯機・衣類乾燥機-0.1%12/26
42コンパクトデジカメ-0.3%12/28
43ミラーレス一眼-0.5%13/30
44交換レンズ-0.6%47/144
44掃除機・ロボット掃除機-0.6%17/53
46空気清浄機-0.7%14/29

1%以上下がった10分類

順位分類中央値上がった型番
47ヘアアイロン-1.2%6/29
48ノートパソコン-1.4%5/12
49デジタル一眼レフ-1.6%3/9
50冷蔵庫-1.8%9/28
51ホームシアター・サウンドバー-1.9%12/26
52ヘッドホン・イヤホン-2.7%22/60
52プロジェクタ-2.7%12/29
54キーボード-2.9%4/23
55扇風機・サーキュレーター-3.4%7/24
56エアコン-6.8%2/27

新品実勢価格の変化で、買取価格の変化ではありません。「上がった型番」は、対象の型番数のうち値上がりした数です。中央値を小数第1位で丸めて同じ値になった分類は、同じ順位にしました。

GPUは11月まで上がり、外付けHDDは9月から横ばい

GPU・グラフィックボード、外付けHDD、エアコンの新品実勢価格の中央値の推移を示す折れ線グラフ。GPUは8月16日+6.7%、8月23日+26.0%、9月20日+45.5%、11月1日+61.0%。外付けHDDは8月30日に+30.3%となり、その後は横ばいで11月1日は+30.0%。エアコンは9月6日-3.7%から少しずつ下がり、11月1日は-6.8%
起点はGPUが7月17日、外付けHDDが7月21日、エアコンが7月23日です。

GPUは12型番中11型番が上がった

GPUの中央値は、8月16日に+6.7%、翌週8月23日に+26.0%。前の週より下がった週もありますが、11月1日は+61.0%です。

型番7月17日
→11月1日
変化
PRIME-RTX5070-O12G
GeForce RTX 5070・12GB
114,800円
→184,800円
+61.0%
DUAL-RTX3050-O6G
GeForce RTX 3050・6GB
29,512円
→50,499円
+71.1%
RD-RX6400-E4GB/LP
Radeon RX 6400・4GB
22,930円
→19,260円
-16.0%

新品実勢価格。下がったのは、7月17日に12型番の中でいちばん安かったRD-RX6400-E4GB/LPだけです。

AMDがボードメーカーに、GPUとメモリのセットの価格を7月から約10%上げると伝えたという報道があります。理由は、AIサーバー向けの需要によるメモリ不足とされています(TrendForce、7月3日)。当サイトのデータとの因果は確かめられていません。

外付けHDDは21型番すべてが上がった

外付けHDDは7月21日のあと、8月30日まで価格を取っていません。その8月30日に中央値は+30.3%で、9月以降は+28.1〜30.4%の幅に収まっています。

Western Digitalの2026年分のHDDは、ほぼ売り切れたと報じられています。理由はAI向けの需要とされています(GIGAZINE、2月16日)。当サイトの外付けHDDの値動きとの因果は確かめていません。

下がった側は夏の機器が目立つ

エアコンは27型番のうち25型番が下がり、9月6日の-3.7%から少しずつ下げています。扇風機・サーキュレーターも-3.4%です。どちらも夏に使う機器で、季節の影響とは分けられていません。

エアコン2027年問題の記事では-6.7%でした。あちらは、7月23日と11月1日の両方で5店以上だった壁掛けの冷暖房24型番を数えています。

店の数を問わず数えると

5店以上の条件を外し、11月1日に新品価格があった型番すべてで数え直しました。1位のGPU(+62.1%)、2位の外付けHDD(+35.0%)、最下位のエアコン(-6.1%)は変わりません。

大きく変わるのはメモリで、130型番で+21.7%となり3位に上がります。5店以上に絞った25型番は、DDR4が14型番、上がり方の大きいDDR5が10型番でした(メモリ高騰の記事)。

ノートパソコンは-1.4%が+7.2%になり、向きが逆です。扱う店が4店以下の9型番が、すべて値上がりしていました。

この表に入っていないもの

11月1日に新品価格が載っていなかった111型番は入っていません(当時の掲載は2,550型番)。8月以降に掲載を始めた型番も外しました。期間は分類によって約14〜16週で、季節の動きとは分けられません。数字はすべて新品の最安値で、中古の取引価格や買取の実績ではありません。

手元の機器の値動きを見るには

分類の中央値が動いていなくても、型番ごとには上がったものも下がったものもあります。当サイトの参考買取価格は、新品実勢価格から計算した目安です。型番ページでは、その型番の価格の推移をグラフで見られます。

情報確認日:2026年11月5日
価格データの取得日:2026年11月1日